昔、動植物の分布を取り扱うために利用していた地理空間情報システム(GIS)の紹介。
Geographic information system (GIS)
なぜか、エクステンションの豊富な環境にいたので、よく利用していました。近年ではリモートセンシング用のソフトウェアのENVIと連携して利用することができる。
直感的に扱えるため、手軽にGISを利用できますが、これ使えるとSQL書かないので学習に向かないかもしれない。
とても遅い、高価、バグ多いとデメリットも多い。
リモートセンシング用のソフトウェアではシェアトップ。他のソフト(ArcGISやENVI)よりも高速。ERDAS APOLLOやERDAS IMAGINE、写真測量用のLPSなどがある。これも高価。
リモートセンシング用のソフトウェアのENVI。
この分野で最も勢いのあるオープンソースのGIS。フリーソフトのため、無償で利用することができる。PostGISのビュワーとしても利用可能。
PostGISはオープンソースのデータベースPostgreSQLの機能として利用できる。2.0以降ではラスタデータに対応しました。
PostGIS — Spatial and Geographic Objects for PostgreSQL
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が日本語マニュアルを作成している。
統計解析を中心としたフリーのデータ分析環境RでもGISを利用することができる。
QGISやPostGISと連携して利用することもできる。Oracle R EnterpriseでOracle Spatialのデータに対して、GIS分析スクリプトが利用できるかは(私がこれらを利用できる環境にいないので)不明。
近年では、Pythonを利用してGISの分析スクリプトを書くことが多いようだ。ArcGISやIMAGINEなど商用環境も含む。
GISに関するplatypus2000jpのはてなブックマーク